こんにちは。お得が大好きな遊人です。
分譲マンションの日々の修繕費用や工事費用は適正でしょうか。
管理組合の理事長になってわかった工事見積もりの実態は不透明で高額な金額でした。
修繕工事
理事長になって管理組合の実印と銀行員を渡されました。
日々の仕事は、管理会社から郵送されてくる書類に押印して返送することでした。
そんな中、ある工事の書類に疑問をいだきました。
工事の内容は、専有部の熱感知器が誤作動しているので熱感知器の交換です。
見積金額が5万5千円としか書いていなかったので、本体だけの交換なのかベースや配線も交換するのか不明でした。
工事内容次第では今後も他の専有部でも発生する可能性が考えられるので管理会社の担当者さんに工事内容の内訳を教えてくださいとお願いしました。
確認して後日連絡するという返答だったので連絡を待ちました。
意味不明な返答
後日、管理会社の担当者さんからの返答は以下でした。
担当者:「工事会社へ言って見積を3万5千円にさせました。」
この返答を聞いて意味がわかりませんでした。
工事内容を知りたくて工事内容を聞いたのに見積額を安くしましたという回答です。
どうやら私が工事金額が高いと思って質問したと勘違いしたようです。
担当者さんに値切るつもりで聞いたわけではなく、故障の範囲によっては今後の修繕計画にも考慮が必要なので、当初の5万5千円の内訳を教えてくださいと言いました。
見積の内訳
工事内容ですが、交換するのは本体のみでベースや配線は変えません。
そして担当者がバツが悪い感じで答えた見積の内訳は以下でした。
- 機器代(本体のみ) 5千円
- 工事費 2万5千円
- 交通費2万5千円
内訳を聞いて一瞬耳を疑いました。
交通費2万5千円です。
遠方からタクシーで来るのでしょうか。
担当者は、この交通費を2万5千円から5千円にして合計3万5千円にさせたと言ってましたが、どう考えても工事費に管理会社がプラスした金額なのはミエミエです。
管理会社は、工事会社と管理組合の間に入っているので、調整費等の項目で堂々と費用を請求すればよいのです。
それを月々の管理費に調整費は含んでいると言いつつ、交通費という項目で工事費に混ぜて請求するのはボッタクリであり詐欺に近い行為です。
管理への不信感
不透明な工事費の他にも大規模修繕計画を立てなかったり、担当者が建物や管理の知識がなく何を聞いても答えられない等、様々な問題が重なり不信感が増していきました。
理事長を長年やっていた元理事長の理事に相談すると、理事もずっと不信感を持っているとの事でした。
そこで、理事に管理会社の再選定を提案すると、是非やろうということになり、管理会社変更へと動き出しました。
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