こんにちは。夜と朝の1日2回お風呂に入る遊人です。
私はお風呂が好きなので気合を入れてユニットバス選定に臨みました。
ショールームにも行き時間を書けて選びましたが、最後に波乱が待っていました。
選択肢
県民共済住宅では、「LIXILのキレイユ」「TOTOのサザナTタイプ」「ノーリツのクレッセ」3種類のユニットバスから選択することができます。
県民共済住宅内のショールームに3種類のユニットバスが並んで設置してあるので、とても比較検討しやすくなっています。
あまりこだわりが無いなら、メーカーショールームに行く必要もなく決定する事が出来ると思います。
初回検討で2つに絞る
県民共済住宅内のショールームで比較した結果、第一候補がノーリツで第二候補がLIXILに決まりました。
ノーリツのクレッセ
LIXILのキレイユ
第一候補のノーリツの売りは、スイッチひとつで自動的に浴槽洗浄からお湯はり・保温までできる便利な「おそうじ浴槽」機能です。
自動浴槽洗浄という機能自体素晴らしいのですが、さらに洗浄用の洗剤が専用洗剤ではなく「バスマジックリン」というメジャーな市販品なのもポイントが高いです。
気になるランニングコストも1回19円程度と許容範囲です。
設計士さんに県民施主の選択シェアを聞いてみると、設計士さんの感覚値ではLIXIL4割、ノーリツ4割、TOTO2割との事。
以前は、LIXIL、TOTO、Panasonicの3社でしたが、Panasonicが一人負け状態でノーリツと入れ替えたら、LIXILとノーリツの2強になったそうです。
夫婦の中ではほぼノーリツで確定していましたが、細かい部分の確認やメーカーサイドのアピールポイントを聞いて最終判断しようと思いノーリツとLIXILのショールームへ行ってきました。
メーカーショールームへ
まずはLIXILのショールームへ。
LIXILの良い点は浴槽の形が選べる点です。
ノーリツはベンチタイプのみなので、その部分がノーリツのマイナスポイントでした。
ショールームで説明を聞きましたが、ノーリツのお掃除浴槽のような特出する長所はありません。
しかし、色々と選択肢が多く自由度が高いので短所もなく汎用性が高い印象でした。
続いてノーリツのショールームへ。
ノーリツショールームでも「おそうじ浴槽」を前面押しです。
浴槽に透明なフタをして自動洗浄の様子を見る事が出来ます。
「おそうじ浴槽」以外はLIXILの方が良いのですが、やはり「おそうじ浴槽」の力でノーリツに心が奪われます。
アピールポイントをおそうじ浴槽に絞って前面押しする「差別化」と「一点集中」を意識した販売戦略は、LIXILという圧倒的市場シェアを持つ強者と戦う弱者の戦略としては非常に有効なんだと思います。
ユニットバス市場で巨人LIXILに立ち向かうノーリツのランチェスター戦略を見て一人興奮してしまいました。
(何しにショールームへ行ってるのでしょう)
我が家の結論は
妻とも話した結果、満場一致でノーリツに決まりました。
共働きの我が家には「おそうじ浴槽」がとても魅力的でした。
ユニットバスは毎日使うものなので手間無く清潔にしておきたいという我が家のニーズにどんぴしゃです。
仕様選定用紙のノーリツのクレッセに丸を付けて色番号を書きました。
さらにオプションのワンストップシャワー水栓(6000円)と開き戸用タオル掛け(1500円)を付けました。
※2015年6月の仕様変更でオプションの開き戸用タオル掛け(1500円)は、3社すべてで標準で付くようになったそうです。
最後にどんでん返しが待っていた
契約直前に県民共済住宅から見積書が入った封筒が届きました。
見積書と一緒に1枚の紙が入っており、その紙には以下のような1文が書かれてました。
「耐火仕様の場合、ノーリツのユニットバスが設置できないとメーカーから回答がありました」
その1文を読んで絶句です。
契約時に設計士さんは、「耐火仕様とノーリツのユニットバスという組み合わせが今回初めてだったので、ノーリツに問い合わせたら耐火仕様は石膏ボードが厚いのでサイズ的に設置できないと言われました」という説明がありました。
さらにTOTOも設置できないとの事。
そもそも耐火仕様の場合、ユニットバスはLIXILしか設置できないそうです!
こうして我が家の「おそうじ浴槽」の夢ははかなく消えたのでした。
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