液晶に傷がついた時の修復方法。金属研磨剤ピカールで磨いた結果

こんにちは。お得が大好きな遊人です。

歯磨き粉や重曹で磨いても消えなかったデジカメ液晶の傷が、ピカールで磨いたら傷が消えてキレイになりました。

磨く前に色々調べたらピカールは金属研磨剤なので液晶を磨くと逆に傷ついてしまったケースもあったので、買い替えも覚悟し最終手段として試してみました。

傷ついたデジカメの機種

今回、傷がついてしまったデジカメは「オリンパス STYLUS TG-850 Tough」という機種です。

以前使っていたパナソニックLUMIXを３歳の娘が遊んで壊してしまい、昨年(２０１４年)買ったばかりでした。

LUMIXを子供に壊された経験から、衝撃に強いタフ性能と防水・防塵性能に惹かれて購入しました。

また、室内で撮影することも多いので、他のコンパクトデジカメに比べて広角の21mmレンズも魅力でした。

傷がついた経緯

液晶の傷は、妻のカバンの中でつきました。

カバンの中にデジカメと一緒に鍵を入れており、カバンの中でデジカメと鍵が接触していたようです。

カバンには他にも色々と物が入っており、ぎゅうぎゅう詰め状態だったので、かなり強い力で鍵と液晶が接触して擦れていたのだと思います。

私がデジカメをカバンに入れる時は、画像のようなソフトケースに入れるか、他のものと接触しない小ポケットに収納しています。

そうすれば傷がつくことは少ないのですが、妻に言って逆ギレされると怖いので言えません・・・。

ピカールを買ってくる

ピカールで磨く前に歯磨き粉や重曹で磨いてみました。

しかし、液晶の傷が深すぎるからなのか、デジカメのタフ性能で液晶も丈夫だからなのかわかりませんが、まったく傷は消えませんでした。

しょうがないのでピカールを買ってきました。

近所のホームセンターで値段は３９８円でした。

私が買ったのは缶タイプですがチューブタイプもあります。

ピカールの用途と使用方法

ピカールには以下のように書いてあります。

使用に適するもの

真ちゅう、銅、ステンレス、アルミ、錫、鉄、等の金属、及びプラスチック類

使用に適さないもの

塗装、コーティング、金銀メッキ、その他特殊な表面処理をしたもの

使用方法

・フタをとる前に缶ごとよく降ってください

・柔らかい布に適量を付け、汚れがとれるまで磨いてください

・充分磨けましたら別の柔らかい乾いた布でよく拭きとってください

ピカールは金属研磨剤ですが、使用に適するものにプラスチック類も入ってました。

家にあったタオルを切って磨き用と拭きとり用にしました。

実際に磨いてみます。

使用方法に書いてある適量がよくわかりませんが、タオルにピカールを付けます。

ピカールを付けたタオルで液晶を磨きます。

傷が深いので磨くとガリガリと引っかかる感覚がありました。

磨くこと１０分！疲れたので傷が消えたか確認するために一旦キレイに拭きとってみます。

磨く前

１０分磨いた後

なんと、細かい傷が消えています！

しかし、大きくて深い傷がまだけっこう残っているのでさらに磨きます。

さらに２０分磨いて磨き時間計３０分！確認のために拭きとってみます。

３０分磨いた後

深くて大きかった傷も小さくなっています！

あとは気合でさらに３０分磨きました。

１時間磨いた結果

少し傷は残っていますが気にならないぐらいキレイになりました！

傷の残りがありますが、１時間も磨いて疲れたので、これで磨きをやめました。

磨いた後に液晶を光に当てて色々な角度から見てみました

光を反射させると良く研磨した部分とあまり研磨していない部分で層ができているのがわかりました。

どうやら液晶の表面にはコーティングがしてあるようで、傷がついたコーティング部分を削ったようです。

しかし、傷が一番深い部分は、コーティングの下の素材まで傷つけていたのでコーティングの下も研磨しないとダメな状態でした。

液晶の素材もデジカメやスマホの機種によって違うと思うので、すべての液晶でピカールが効果的かどうかはわかりません。

ピカールで液晶を磨く際は、ダメ元だと思い傷が悪化することも覚悟の上でやってみて下さい。

デジカメの買い替えも覚悟しましたが、買い換えずに済んでお得に修復できました！

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