こんにちは。お得が大好きな遊人です。
マイホームの引き渡し予定日が決まったので、知り合いの保険代理店さんに火災保険の見積もりをしてもらいました。
建物の構造や耐震等級による割引等について聞いてきたので紹介します。
また、県民共済の火災共済との比較もしてみました。
木造住宅の構造
木造住宅にはT構造(耐火構造)とH構造(非耐火構造)の2種類があります。
T構造(耐火構造)はH構造(非耐火構造)よりも火災保険料と地震保険料が安くなります。
我が家は準防火地域なのでT構造(耐火構造)です。
我が家の場合でT構造とH構造で見積額が約2倍の差がありました。
T構造(耐火構造)の場合は火災保険の見積もり時に自分で申告しないとH構造(非耐火構造)で見積もられるケースが多いので注意しましょう!(と言ってました)
耐震等級
設計住宅性能評価や長期優良住宅の審査を受けて建物の耐震等級を取得していると地震保険が割引になります。
等級別の割引率は以下です。
- 耐震等級3:50%
- 耐震等級2:30%
- 耐震等級1:10%
我が家は耐震等級2ですが、県民共済住宅では耐震等級3にする方もいるようです。
設計の時に設計士さんにダメ元で「耐震等級3に出来ますか?」と聞きましたが、「耐震等級2にするので精一杯なので難しいです」と言われてしまいました。
設計住宅性能評価書
県民共済住宅では、引き渡し時に設計住宅性能評価書がもらえます。
設計住宅性能評価書に耐震等級が記載してあるので保険契約時に提出することで地震保険の割引が適用されます。
しかし、引き渡し日から火災保険と地震保険を開始したい場合は、引き渡し前に保険契約をしておきたいです。
引き渡し時に設計住宅性能評価書をもらうのでは遅いので、監督さんにその旨を伝えたら引き渡しの約1か月前に設計住宅性能評価書のコピーを送ってくれました。
県民共済住宅の施主で早めに設計住宅性能評価書が欲しい方は監督さんに相談してみましょう。
契約期間
2015年10月から火災保険の10年超の長期契約ができなくなったので、最長で火災保険が10年で地震保険が5年です。
保険の契約期間は割引率が一番高い最長期間の一括払いにしました。
火災保険は最長の10年契約の一括払いで1年契約と比べ約18%の割引となります。
火災共済との比較
県民共済には火災共済があります。
火災保険の特約等も有り保証内容は完全に一緒ではありませんが、保証内容を建物3000万円家財300万円で価格を比較しました。
火災保険+地震保険が10年一括払いで30万円で、火災共済は1年払い2.6万円なので10年で26万円です。
支払額だけでも火災共済のほうが安いのですが、さらに火災共済には割戻金があります。
火災共済は決算後に余剰金が発生した場合に割戻金が戻ってきます。
2015年3月決算の割戻金は35.20%だったので上記の保証内容では9,152円の割戻金が戻ってきます。
割戻金が毎年35%だとすると火災共済は1年払い1.7万円となり10年で17万円となります。
火災保険+地震保険が30万円で、火災共済が17万円なので火災共済がお得です。
火災保険を選んだ理由
上記の試算では火災共済がお得でしたが、火災保険+地震保険を選びました。
それは地震保険の保証内容です。
火災共済にも地震損害の保証はあります。
内容は以下です。
- 加入額の5%の範囲内で最高300万円まで
- 死亡・重度障害には1人100万円(合計500万円まで)
保証内容が建物3000万円家財300万円の場合、加入額3300万円となり5%で165万円です。
地震保険の場合、火災保険の補償額の50%の1500万円なので保証内容が大きな差があります。
また、火災保険は色々な特約を付けることができるので、類焼損害補償、個人賠償責任、建物管理賠償責任の3つの特約を付けています。
今回、お得な火災共済ではなく火災保険+地震保険を選んだ理由は、保証内容の差です。
お得が大好きな私には火災共済の安さは非常に魅力的で迷ったのですが、地震のリスクを考えて火災保険+地震保険にしました。
我が家が火災保険料の安いT構造(耐火構造)ではなく、H構造(非耐火構造)だったら火災共済にしていたかもしれません。
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