不動産関係の仕事をしていない人は、人生で不動産売買を経験する事はマイホーム以外はあまりないのではないかと思います。
私がマイホーム用の土地購入時に不動産屋にこだわった理由を書きます。
不動産を買ったり、賃貸で部屋を借りたりする場合、入口は大きく分けて以下のどちらかになると思います。
1.不動産屋さんへ行って相談する
2.インターネットやチラシを見て興味のある物件に問い合わせる
私の場合は、不動産関連の仕事をしているので知り合いに信頼できる不動産屋さんがいたので、1のパターンになります。
インターネットで希望の物件を探して、見つかったら知り合いの不動産屋さんに問い合わせをしてもらいました。
なぜ、そんな面倒なことをするのか
インターネットで興味のある物件を見つけたら、そのまま問い合わせをして物件を掲載している不動産屋とやりとりした方が早いです。
しかし、私はわざわざ知り合いの不動産屋を通していました。
なぜなら不動産(特に売買)は法律や条例、融資等、複雑で非常に奥が深い世界です。
そして高額の取引になるので、信頼できる会社の信頼できる担当者を通して取引がしたいと考えました。
不動産仲介業は、独立開業が比較的簡単な業種と言われています。
日本に不動産事業者数はコンビニの店舗数の2倍以上あるそうです。
事業者数で店舗数の2倍以上なので店舗数だと3倍ぐらいありそうです。
不動産の売買は高額な取引なので、失敗した時の損失も大きくなるでしょう。
複雑で非常に奥が深い世界の高額な取引の仲介を「インターネット上に希望の物件を掲載している」というだけで依頼できますか?
不動産屋の中には上場している会社やテレビCMをしている会社もあるので、名前の知っている会社なら信頼できるという人もいると思います。
私も不動産関連の仕事をするまでそうでした。
しかし、業界の裏側を知れば知るほど、信頼できる担当者にお願いするのが1番良いという結論に至りました。
本当に良かったのか
私は、マイホーム用の土地を購入するまでに不動産売買の経験が過去に4回ありました。
個人としては多いほうだと思います。
過去4回の売買では、特に仲介する不動産屋にこだわることなく売買をしました。
これまでの売買で仲介してくれた不動産屋は、大手・中堅・新興と会社の規模も様々で営業マンも若い方からベテランまでいました。
しかし、大手だから良い、ベテランだから良いということはありませんでした。
マイホーム用の土地を購入する際にお願いした不動産屋さんは、仕事が早く何より私が不動産屋さんに何を求めているかを理解して動いてくれたので、安心して取引することが出来ました。
私の購入した土地では、セットバック、隅切り、準防火地域の変更、近隣住民との調整、住宅ローン等、面倒な問題が多かったのですが、1つ1つ丁寧に対応してくれて感謝です。
これまでの取引では、大抵1回は買付や契約後に「実は○○なことがわかりまして、○○になってしまいます」みたいなマイナスな事が起きてたのですが、今回はそういうことがありませんでした。
これから不動産売買をする人へのアドバイス
信頼できる不動産屋さんがいたら、お願いするべし!
いない場合は、
自分が一生懸命勉強して後悔しないようにする!(難易度高)
不動産に詳しい友達(業者ではなく不動産投資をして儲かっているような人)に相談してみる
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