こんにちは。お得が大好きな遊人です。
県民共済住宅のプラン作成では、間取り作成と仕様選定を行います。
仕様選定とは、屋根や外壁等の外装、クロスや床材等の内装材・インテリア、キッチンや風呂等の設備を選ぶ作業です。
県民共済住宅の営業所内にショールームがあり選べる商品が展示してあるので、展示商品を見て仕様選定を行います。
選定できる商品は、追加費用無しの標準品と追加費用のかかるオプション品があります。
オプション品について
オプションは、あらかじめオプションとして用意してある県民共済住宅指定のオプション品と施主が指定するオプション品の2種類になります。
県民共済住宅指定のオプション品はキッチン等の細かいもの以外は、標準品と一緒にショールームに展示してあり仕様選定用紙にも記載されています。
これは県民共済住宅の現金一括大量仕入により仕入れコストを抑えている為か、他のハウスメーカーでは考えられないような非常に安い価格になっています。
設計士さんも安すぎると言っていた指定オプションの無垢フローリング(ウッドワンのピノアース)です。
建坪×3300円プラスで無垢フローリングに変更できちゃいます。
施主指定のオプション品は、県民共済住宅指定以外で施主の希望で変更する商品になります。
2014年までは、施主指定のオプション品も柔軟に対応してくれたのですが、2015年からオプション制限が始まりました。
制限(規制)された理由(2015年6月現在)
2015年から決まったオプション制限により、一部設備(キッチン、食器棚等)を除いて施主指定のオプション品を使用する事が出来なくなりました。
その理由を設計士さんは、以下のように説明していました。
県民共済住宅は、資材や設備品を現金一括大量仕入により仕入れコストを抑えているが、近年の施主指定オプション増加により大量に仕入れた資材や設備品が余り、仕入れコストが上がってしまった。
また、様々な施主指定オプションにより設計や現場作業も複雑になりミスや現場コストも増えてしまう。
これまでは設計士によってオプション対応範囲が異なっていたので統一した。
この説明を聞いてオプション制限には納得です。
制限(規制)の内容
「オプション対応について(平成27年1月契約より)」という紙に書かれているオプション制限は以下のような内容でした。
色の変更
対応可:瓦、サイディング、吹付け、玄関ドア、洋間建具
対応不可:サッシ、床材、階段、便器
色の変更で対応不可のものは、展示品で用意されている数種類から選ぶことになります。
我が家は、特に色はあまりこだわりがないので影響は無かったです。
個別見積もり
対応可:玄関ドア、外部タイル、キッチン、洗面化粧台
対応不可:上記以外
個別見積もりは県民共済住宅標準または指定オプションの商品に対しメーカーオプションの個別見積もりが可という内容でした。
例えばキッチンは、標準でLIXIL、タカラスタンダード、クリナップの3社で指定オプションがウッドワンになります。
個別見積もりでパナソニックやクリナップで標準商品とは別商品の個別見積もりを持っていっても対応不可との事です。
例外として食器棚については、指定のキッチンメーカーのものであれば大丈夫だと思います。
(我が家は大丈夫でしたが設計士さんに相談してみてください。)
他の項目で我が家にとって痛かったのは、床暖房と床材です。
床暖房は、温水式床暖房が対応不可になってしまい電気式2種類(エネオスとツツミ)からの選択になります。
床材は、現行品のみの対応で多種、色違い等すべて対応不可です。
我が家は、温水式床暖房に床暖房対応の無垢フローリングにしようと思っていました。
しかし、温水式床暖房が対応不可で床暖房対応の無垢フローリングが展示品にありません。
なので電気式床暖房+合板フローリングにするか床暖房なしで無垢フローリングにするかの選択となってしまいました。
今後は見直しになるかもしれませんが、現状で床材と床暖房のオプション制限は厳しいと感じました。
せめて床暖房対応の無垢フローリングを指定オプションに加えて欲しいと思いました。
追記:2015/11/4
温水式床暖房がオプション追加されました。
また、床暖房対応の無垢床も選択できました。
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